2004/11/16   給料日の悪夢


昨日携帯日記でも少し書いたんですけど。
バイトの人と飲みに行ってました。

給料を取りに行くと何故かシフトに入ってない人が。どうやら誰かを待ってる様子。
なんだよ給料入ったからって早速遊びに行きやがって。

サカタ「あ、あんたも行く?」

ものすごく嫌そうな顔で誘っていただきました。
サエキは見ました。こいつらの間でのアイコンタクト。
『うわ、ゴミ来ちゃったよ。』
『ほんとだ。これ誘っとかないとダメなんじゃない?』
『えー。』
『だってなんか自分だけ除け者にされたとか思いそうじゃん。』
『あぁ、なんか呪われそう』
『しゃーないか・・・。』
こんなもの見せられたんです。答えは一瞬で出ました。

サエキ「行きます。」

誘ってくれてありがとう!とっても暇だったんだよ!
家帰ってもどうせパソコンだしね!!
それに、お前等のそのすげぇ嫌そうな顔がもっと見たかったからね。ハッ!

こうしてバイトの人等と飲みに行くことになったのです。
いやあ、それにしても行くって言った後の
『お前空気読めよ』的な顔は傑作でしたね!
すごかったですよ、もうほんと心底嫌そうな顔するんです。
死にたい。

そんなこんなであからさまに迷惑がられながらも居酒屋に到着。
居酒屋というかなんか、お洒落なバーのようなカフェのような。
アメリカンなウエスタンな空気漂ってます。
サエキ、お洒落等という言葉とは無縁なので入っていいのだろうか、
と躊躇いましたが、2秒後にはすっかりその空気に溶け込んでました。(気持ちだけ)

一通り注文したあとドリンクがきました。

「サエキの気持ち悪さに乾杯ー」

ちょ、え?
か、かんぱいー・・・。
なんだなんだ、やっぱり来るんじゃなかった・・・。
後悔先に立たずとはまさにこれです。
なんかアルコールが入るにつれてサエキをいじりはじめます。
残念ながらサエキはユキが酒豪なので
その血を受け継いであまり酔わないのです。
テンション上がる馬鹿達。
馬鹿達にいじられテンションが上がるどころか苦笑連発のサエキ。
なんなんだこいつら、ほんとに馬鹿じゃないの。
死ねばいいのに。
・・・サエキが。

みんな馬鹿みたいに大騒ぎしているので(実際馬鹿なんだけど)
一人冷静なのも嫌なので梅酒とか飲みまくってました。

しばらくしてからいじられるのも飽きたので話をふるようにしてました。
すると隣にいた奴が

「てかサエキ普通に喋れるじゃん、なんで今まで喋らなかったんだ!」

「普通におもしろいし!まさかサエキがこんなキャラだったとは・・・」

等と、褒めちぎるじゃないですか。
えっと、意外な展開にしどろもどろになりながらも

「当たり前じゃないか。君達とはレベルが違うんだよ。
今時ね、面白い事の一つや二つ言えるようじゃないとうけないよ?
あぁ、もちろんサエキは一つや二つどころか常に面白いんだけどね!ハハ!
あ、お前言っとくけどさっきからおもしろくないよ!」

と、ダメ出しなども含め言い放ってやりました。
みんなのサエキを見直したかのような顔!
もう、凄い優越感というかなんというか・・・。
笑わずにはいられませんよ、これ!
ははははは!

はははははは・・・!



ハ!(覚醒)

気付けば家のベッドでした。
上記の出来事は全て哀れなサエキの心が映し出した幻想だったようです。
し、死にたい・・・!


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この馬鹿は一体何をしているんでしょうか。(答え:人生を無駄に生きている)